いつもプロコをご利用頂き誠にありがとうございます。

皆さんはプロのコーティング職人が、お預かりしたお車を安全な作業で進めるために、実際の現場でどのようなポイントに注意して研磨作業時のボディチェックをしているかご存知ですか？

今回は、あまりインターネットで検索しても情報が出てこない、少しマニアックな現場目線の内容で記事をまとめました。

この記事を読んで頂くことで、お預かりしたお車のどのような点に注意して、研磨作業時のチェックをしているか知って頂くことができ、今後コーティングショップを選ぶ基準の知識としても活用できます。

それでは早速、解説していきたいと思います！

安全な研磨作業の為のチェックとは？

当店での研磨作業は、より良い仕上がりで安全に進むことが大切と考え、研磨作業前には細かなポイントに注意をして確認をしております。

①塗装状態のチェック

②車の形状のチェック

③各パーツ素材のチェック

④マスキング作業

ひとつひとつは地味ですが全てが大切な確認作業で、コツコツと積み重ねることで新車時のような仕上がりに繋がります。

それでは、各項目について詳しく解説していきたいと思います。

塗装状態のチェックとは？

塗装状態のチェックとは、リスクの高い作業箇所を事前に把握しておくことで、研磨作業時の事故を未然に防ぎ、お客様の大切なお車を安全な作業でお預かりする為のチェックです。

主に、雨染み、線キズ、タッチペン跡、板金塗装での修復歴など、新車の状態とは異なる箇所を探し、作業時に注意するポイントとして確認します。

またそれと同時に、研磨時に使用するコンパウンド、ポリッシャー、バフのマッチングを成功させる判断材料にもすることができます。

塗装前のチェックについて、具体的にわかりやすくまとめた記事はこちら←

車の形状のチェックとは？

塗装状態のチェックをしながら同時に車の形状のチェックは欠かせません。

こちらも塗装状態のチェックと同じく、リスクの高い作業箇所を事前に把握しておくことで研磨作業時の事故を未然に防ぐことが目的です。

現在では、技術の進歩により車のボディラインは複雑で様々なフォルムを形成することが出来るようになりましたが、それに伴って研磨の技術もアップデートが必要な時代になりました。

車の形状のチェックでは主に、ポリッシャーの高速回転部分が接触して塗装を剥がしてしまいそうな形状のパーツを確認しております。

各パーツ素材のチェックとは？

研磨作業前の各パーツ素材のチェックでは主に、お預かりしたお車に装着されている各パーツの素材を確認しております。

こちらも塗装状態のチェックや、車の形状のチェックと同じく、リスクの高い作業箇所を事前に把握しておくことで研磨作業時の事故を未然に防ぐことが目的です。

研磨による熱が伝道しやすい素材のパーツであるABS樹脂、他にもアルミ、カーボン、ビブラニウム等、各素材にはコーティング施工における基本的な対処法があります。

最高の状態でご納車できるよう、お預かりしたお車は注意深くチェックさせて頂いております。

マスキング作業とは？

マスキング作業とは、研摩作業時の事故を未然に防ぐため、必要な箇所にマスキングテープと呼ばれる保護テープで養生をする作業のことです。

この作業が研磨作業時の事故を防ぐのはもちろんですが、その後の仕上がりを左右する非常に非常に大切な作業だとも思っております。

まとめ

今回の記事では、プロのコーティング職人が実際にの現場でどのような所に気をつけて、安全な研磨作業に繋がるチェックをしているのか。その一部をご紹介させて頂きました。

①塗装状態のチェック

②車の形状のチェック

③各パーツ素材のチェック

④マスキング作業

プロコでは日々、以上に挙げた4項目のような、細かいポイントの確認と繊細な作業の積み重ねで、お預かりしたお車を新車時に限りなく近い状態にコツコツと仕上げております。

その中でも、研磨作業は最もリスクが高い作業段階と言えます。逆に言えば、リスクが高い分だけ手を抜けば仕上がりに差が出る作業でもあるのです。

当店では妥協のない仕上がりを追求して、ご依頼を頂いたお客様に、ご納得頂けるカーディデーリングサービスを提供させて頂いております。

間違いない知識と技術を持った施工店として今後もブログや施工事例、YouTubeでの施工動画等、他のショップには無いような視点で、より濃いものを更新してまいりますので、今後とも是非チェックして頂ければと思います。

今回も長くなりましたが、お読み頂きありがとうございました！

たくさんのお問い合わせ、御来店お待ちしております！！